
ピクルスは好きですか?
私はお酒のアテによくピクルスを注文するんですが、ピクルスというと酸っぱくてサッパリなシャキシャキした食べ物の印象でした。
その印象が20代前半にあるレストランで出会ったピクルスによって覆されたんです。ピクルスに「旨味」があって、大袈裟に言うと白米のおかずになる感じ。適度なシャキッと感にジューシーさもあり、スパイスの香りがアクセントになり引き込まれてクセになる。
「何だこれ〜!」って衝撃でお店の方に何が入ってるのか聞き、家で作ってみることにしました。でも調理をしている人に聞いた訳でもなかったので(聞いたところで教えてくれる訳もないですが)、当然目に見えない材料やその配合、作り方は分からずじまい。あまりの美味しさに絶対に自分で作ってみたくて、何度も何度も作ってはレストランに食べに行くを繰り返して、自分の満足のいく再現レシピを考えました。
完全に自分好みの味だけど、ホームパーティーやBBQとかで持って行くとみんなに褒められるレシピなのでシェアしたいと思います!
『本気のピクルス』

材料(作りやすい量)
- 玉ねぎ・・・小1玉
- にんじん・・・半分
- れんこん・・・小1個
- パプリカ・・・半分
- ズッキーニ・・・半分
- ベビーコーン・・・1パック
マリネ液
- エクストラバージンオリーブオイル・・・200ml
- レモン汁・・・100ml
- 白ワインビネガー・・・45ml
- ローリエ・・・1枚
- グラニュー糖・・・50g
- コリアンダーシード・・・8g
- 塩・・・15g
作り方
調理時間 45分(+一晩寝かせる)

1.野菜をそれぞれ食べやすい大きさに切る。
2.れんこんは切ったら10分ほど水にさらし、水を切って電子レンジで600Wで3~4分加熱しておく。
3.マリネ液は鍋に全て入れて中火〜強火で混ぜながら加熱。

4.マリネ液がグツグツと沸騰してきたら、火が通りにくいにんじん・玉ねぎ・れんこんを入れ中火で4〜5分煮る。

5.残りの野菜を入れ全体にマリネ液が行き渡るように混ぜたら蓋をして火を止める。
6.あとは一晩置くと余熱で全体をマリネされ味が染み込む。
◆作る時のポイント◆
にんじんとれんこん以外はしっかり火が通らなくても生野菜として食べるものなのですぐに火を止めても大丈夫!あまり温めすぎると、野菜がとろとろになってピクルスの適度なシャキッと感が損なわれるので注意!
『本気のピクルス』完成!

見てこのツヤ感〜。毎回自分で作っててもヨダレものです。
オリーブオイルで野菜のエキスを凝縮してくれ旨味が溢れ、さらにコリアンダーがアクセントとなることで、ビネガーと砂糖だけで作るピクルスのワンランク上にしてくれます。
今回はシンプルな材料にしたけど、さらにカリフラワーやウズラの卵、トマトなんかも入れると美味しいですよ。
そしてこの量を作るのには訳があります。すぐに食べたい、毎晩食べたい!
でも・・・、3日目が一番美味いんです!
マリネ液がしみしみでサッパリと旨味の絶妙なバランスがたまりません。だから多めの量を作ることが必須なんです。このレシピを必死で再現した事とこの贅沢な味。だから私はこれを『本気のピクルス』と自分の中でしれ〜っと名付けていました。笑

ヘルシーで罪悪感のないピクルスは晩酌のお供に最強です。
自宅を楽しむこと。今はそれが一つのアクティビティーとなって、自分の時間、恋人や家族との時間を充実させてる人も多いはず。夏の夜長を『本気のピクルス』で贅沢にしてみませんか?本気だけど、案外簡単なので作ってみるのはどうでしょう!
より簡単にシェフの奥深い味付け!

スパイスやハーブって種類がたくさんあって、選べないし配合もわからなーい!って言う時はDEAN&DELUCAの『PICKLES MIX』というスパイスブレンドを使おう!
マスタード、オールスパイス、コリアンダー、クローブ、シナモン、ローレル、ジンジャー、ディルシード、ブラックペッパー、唐辛子の10種ものスパイスやハーブがブレンドされているから、私が今回コリアンダーシードだけで作ったものよりも複雑で奥深い風味が楽しめますよ。
ではまた〜。
【この記事を書いた人】なっちゃん
好奇心旺盛、思いたったら即行動!突っ走ったら止まらないから誰か止めてね。特技はお米を炊く事でPlamore kitchen担当しています。いつでもどこでも瞬時に寝れちゃう技もあり。人工的な大きいものにドキドキしてしまう変態気質があるんだなー。
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