【筍の茶碗蒸しと筍グリル】春だ!タケノコだ!何作ろう?

日中は春を感じさせ心地いい気温になりなって来ましたね〜。

春の旬のものとい言えば『たけのこ』。実家ではこの時期になると、なぜかたけのこが家に吸い寄せられるように集まって来ます。ご近所さんが親切に旬のものだからと、下処理(アク抜き)済のたけのこをお裾分けしてくれる。小さい頃、毎日毎食がたけのこ料理で飽き飽きするほどでした。

先日、知り合いのお誘いで人生初のたけのこ掘りに行って来ました。いやぁ〜正直大変でした。想像以上に険しい山の斜面を何度も登り降りして手に入れた筍。収穫できた瞬間は感動でした。収穫できたたけのこを4つ持って帰ってきたので、張り切って筍を使った料理に勤しみたいと思います。

たけのこ料理と言えば何?

今まで食べたことのあるたけのこ料理って何だろう?

「たけのこと鶏肉の煮物」「たけのこの天ぷら」「たけのこご飯」「土佐煮」「チンジャオロース」「春巻き」とかかな。実家で食べていたのはこんな感じ。せっかくたくさん収穫できたから、少し変わったものも作ってみたかった。

ホタテの貝柱の缶詰で作る『筍の茶碗蒸し』

茶碗蒸しにたけのこを擦りおろして入れているレシピを見つけて、「美味しそ〜う。」と思って自分なりに作ってみました。

ホタテの貝柱の缶詰で出汁要らず

このレシピの肝は『ホタテの貝柱の缶詰』。1缶500円超えの高級缶詰ですが、コレがいい働きをしてくれるからぜひスーパーで手に入れて欲しい。

茶碗蒸しって出汁が重要だけど、面倒だからいつも白だしやめんつゆで代用してました。でもいつも同じ慣れた味でつまんないな〜と思ったので、今回は新たな出汁要員を召喚しました。そう言えば高級な中華料理ではホタテの貝柱の乾物で出汁をとったりしますよね。これは美味しいに違いないです。

材料<2人分>

  • たけのこ…100g
  • 卵…1個
  • ホタテの貝柱の缶詰…1缶(60g〜80gのもの)
  • 醤油
  • 片栗粉

作り方<調理時間:約60分>

1.たけのこを下半分は擦り下ろし、穂先は縦に薄切りする。
2.ホタテの貝柱の缶詰を身と出汁に分け、身をほぐす。出汁に水を加えて200mlにする。

3.ボールで卵を丁寧に解き、たけのこの擦りおろし半分、ホタテの身半分、出汁150mlを入れ混ぜる。
4.ボールに醤油小さじ1/4、塩をひとつまみ入れ混ぜる。
5.器に半分ずつ注ぎ、アルミホイルを被せ、天板に水を5mmくらい張って150℃のオーブン(予熱なし)で約30分。
6.そのまま余熱で10分ほど蒸す。(固まってなければ様子を見ながら10分ずつ追加で加熱する)

たけのこ餡

7.擦りおろしたたけのこ半分、たけのこの穂先、貝柱の身半分、残った出汁50mlを鍋に入れる。
8.醤油小さじ1/4、めんつゆ小さじ1/2、酒大さじ1/2、塩少々、片栗粉小さじ1、水50mlを入れて弱火で加熱する。
9.片栗粉が固まったり焦げ付かないように、ちょこちょこ混ぜながら加熱。
10.5分ほど加熱したら餡の出来上がり。餡を茶碗蒸しの上にかけたら完成!

大葉味噌マヨとジンジャーオイスターのディップソースで食べる『筍のグリル』

やっぱりシンプルが一番美味しいはず!素材の味そのままを食べるグリルが最高です。今回は旬の素材の味を存分に楽しむために塩だけの味付けでグリルして、味のアクセントにディップソースを

材料<2人分>

  • たけのこ…好きなだけ
  • サラダ油

ディップソース

<大葉味噌マヨ>
・大葉… 2枚
・味噌…小さじ1/2
・マヨネーズ…大さじ1
・牛乳…小さじ1


<ジンジャーオイスター>
・生姜の擦りおろし…1/2かけ
・オイスターソース…小さじ2
・ごま油…小さじ1/4

作り方<調理時間:約20分>

1.食べやすい大きさに切ったたけのこに塩をひとつまみとサラダ油を回しかけ、全体に馴染ませるように混ぜる。

2.トースターの天板にクッキングシートを敷き、そこにたけのこを並べ6分、ひっくり返してさらに3分ほど焼き色が付くまでトースターで焼く。
3.ディップソースはそれぞれ材料を混ぜたら出来上がり!

旬の香り漂う2品が完成!

茶碗蒸しは蒸す時間が結構かかってしまったけど、ふんわりとろとろの美味しい茶碗蒸しができました。ホタテの出汁はカツオや昆布とは違うコクのあるまろやかな味で何とも贅沢なお味でした。

たけのこのグリルはまずはディップせずにそのまま食べてみると、たけのこの香りと甘味?みたいのを感じて、素材本来の味を楽しめました。

<大葉味噌マヨ>ディップソースは木の芽の代わりに使った大葉がアクセントになってくれて、味噌の旨味の相乗効果で美味しい。これは鶏肉に和えて焼いたり、魚のフライにタルタルみたいに付けたりと他にも使えそう。
<ジンジャーオイスター>ディップソースは初めましての味で感動しました。ごま油とオイスターソースの濃い味を生姜のパンチで意外とまとめてて、アジアの雰囲気漂う味でした。

自分で採って来た素材を使って料理を作るのはこの上なく贅沢なことだなーってしみじみ感じます。美味しさの半分はそれかな?笑 ってくらい買ったたけのこ、人から貰ったタケノコの3倍くらいは美味しかった。

余った餡を使って・・・ててて天津飯。

たけのこ餡が余ったので、次の日の夕飯に天津飯にして食べました!
白ごはんや五穀米、チャーハンの上に卵に薄焼を乗せて、上からたけのこ餡をかけただけの手抜き晩御飯は最高ですね。

まだまだたけのこが余ってるので、あとはたけのこご飯と煮物を作ろうかな?では今日はここら辺で〜。

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【この記事を書いた人】なっちゃん

好奇心旺盛、思いたったら即行動!突っ走ったら止まらないから誰か止めてね。特技はお米を炊く事でPlamore kitchen担当しています。いつでもどこでも瞬時に寝れちゃう技もあり。人工的な大きいものにドキドキしてしまう変態気質があるんだなー。

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