
バイクツーリングとかちょっとした旅の風景をちゃんと残したい、でも大きな三脚は持っていきたくない。
そんな時、手軽に持ち運べるManfrottoのミニ三脚「PIXI」シリーズ。簡易的な三脚の割には堅牢で、出動回数も多いし、いざというときに頼りになることも多いお気に入りのミニ三脚なんだけど、今回、上位互換の「PIXI EVO」を買い足したので、PIXIとの違いも交えながら紹介していこうと思う。
写真やYoutubeの撮影で、地面すれすれのアングルが狙えるとか、ちょっと違ったアプローチの撮影にも大活躍してくれるので、ぜひ読んでほしい。
Manfronttoの「PIXI EVO」


「PIXI」と「PIXI EVO」の具体的な違いは後ほどご紹介するとして、パッと見、デザインとか使い勝手はPIXIと同様だけど、PIXI EVOの特徴は、「伸びる足」と「広がる足」。おかげで、設置した時の安定性とか地面スレスレのアングルからの撮影とか、撮影の幅が広がる。

足の長さはデフォルトの位置を含めると5段階の調節が可能。足は3本あるので、不安定なところでもそれぞれの足を調節することで、安定した設置ができるから高価なカメラでも安心して使える。

つまみをスライドさせることで、足の開きを開放させる仕組み。
開き具合は2段階のみなので、微妙な開き具合での調整は出来なそう。

足を全開にした状態。手持ちだと難しい地面スレスレのアングルが簡単に狙える。カメラはα7ⅲに標準ズームレンズ

足を全開にして長さも最長にした状態。足を伸ばすことで、より安定性を確保できる。

足を伸ばして高いアングルで設置。
足を開いたことで起こりそうなグラグラ感はなし。高さについては、一般的な三脚よりはかなり低いけど、ミニ三脚と割り切ってしまえば十分な高さとアングルを確保できる。
PIXIとPIXI EVOの違い

気になってる人も多いのでは。
Amazonで確認してみると、PIXIが約2,500円に対してPIXI EVOは4,500円(2021年2月現在)。
サイズ以外の見た目がほとんど変わらないのに、高価なPIXI EVOを選ぶ必要があるのか。これについては先に結論を。
重いカメラを使うなら絶対にPIXI EVOがおすすめ!
その理由はこれからご紹介していきます。
それぞれのスペック

まずはそれぞれのスペックを比較するとこんな感じ。
PIXI | PIXI EVO | |
---|---|---|
全伸高 | 13.5cm | 20cm |
全低高 | 13.5cm | 10.5cm |
格納高 | 18.5cm | 23cm |
自重 | 190g | 250g |
最大耐荷重 | 1Kg | 2.5Kg |
これを見ると、PIXI EVOの耐荷重が2.5Kgと、PIXIよりも2倍以上の耐荷重。
実際、PIXIにちょっと重めのカメラ(Nikon D750)を付けた時は、カメラの重さに雲台が負けておじぎ状態で使えなかったりしたけど、PIXI EVOだとお辞儀することなく、ガッチリ欲しい角度をキープしてくれた!これは…嬉しい!
スクリュー式でしっかり固定できる雲台

上記でも紹介した通り、そこそこ重いカメラでもガッチリ角度をキープできたのはこの「スクリュー」。
PIXIの場合は雲台の固定がボタン式なので、必要な強さで固定が出来ない。対してPIXI EVOはしっかりねじ込めるから、好きな硬さで容赦無く雲台を固定できる。
そして、カメラを三脚に設置する方法もちょっと違う。PIXIは本体そのものを回さないとカメラを付けられないけれど、PIXI EVOは専用のネジが用意されてる。これなら、一度固定したPIXI EVOは置いたまま、位置を変えずにカメラの取り替えやレンズの交換ができるから、撮影を再開した時にアングルを探し直す手間が軽減される。
使い心地は良好!

PIXIと同様、堅牢な作りでガッチリしたPIXI EVO。写真撮影の時に活躍してくれるのはもちろん、動画を手持ちで撮影したい時にも大活躍してくれる。ただし、この使い方に限っては、PIXIの方が手に馴染んで気持ちよかったかな。
まとめ
PIXIでは固定できなかったNikon D750が使えたのは一番嬉しかった。
このブログに使う写真撮影はもちろん、Youtubeの動画撮影にも、今までと違ったアングルでアプローチできるようになるのは楽しみ。
インドア撮影・アウトドア撮影に限らず、気軽に持ち出して使えるPIXIシリーズはおすすめ!
もし、PIXIかPIXI EVOで迷っている人がいたら、ぜひこの記事を参考にしてくれると嬉しいです!
それでは!
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バイク・ソフトテニス・写真・自転車・ギター・ベースにピアノ・釣り・キャンプが好きです。インドア・アウトドア問わず、楽しそうなことには手を出さずにいられない。ただ、何かを極めることはできず、浅く広くなっちゃうのが残念なところ。
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