緑に囲まれた古民家風茶屋。別府の『甘味茶屋』で味わう郷土料理。

大分県別府市の鉄輪(かんなわ)温泉の近くまで行ったら、ぜひ一度足を運んで欲しいお店が、この『甘味茶屋』。

別府まで来たんだから、地元の郷土料理を食べたい!
今の時代、北海道でも沖縄料理が食べられる(のかな?)けど、やっぱりその地の料理をその地で食べるというのが、旅の楽しみ!

とまぁこんなコンセプトで探し回っていたんだけど、たまたま見かけた看板に惹かれて見つけたのが『甘味茶屋』でした。

緑に囲まれた隠れ家的な雰囲気と、古民家風の落ち着いた店舗、何より、大分の郷土料理が手軽に楽しめるすごく良いお店でした。

ちなみに、その時の別府鉄輪温泉の旅は、「おにやまホテルの絶景。別府鉄輪温泉の湯けむりを一望。」「レトロな街並みと硫黄の香り。蒸気にまみれて別府鉄輪を散策」「ボランティアガイドと巡る別府鉄輪温泉街。」で書いているので、温泉が好き!別府が好き!旅が好き!という人は、ぜひ読んでくれると嬉しいです。

大分の郷土料理に舌鼓

かなり遅めのお昼だったけど、駐車場はほぼ満車。店内でも2〜3組みの待ち。年齢層も幅広く、旅行客だけでなく、地元の人も多く通ってるみたいで、どうやらかなりの人気店。これは当たりの予感。

大通りから駐車場に入ると見える「甘味茶屋」の店舗。どこか懐かしくて、良い意味でちょっとくすんだ雰囲気がノスタルジックでGood!

駐車場に車を止めてお店の入り口へ。中庭には赤い敷物の椅子と、緑のコントラストが、昔ながらの茶屋の雰囲気をしっかり感じさせてくれます。

お店の周囲は桜の木に囲まれていたので、桜の季節はものすごく美しいんだろうなと勝手に想像。

通されたのは、先ほどの中庭に面した横並びの2人席。狭過ぎず広過ぎない、ほどよい席の間隔が心地いい。桜の季節、こちらの席は目の前が桜でいっぱいなんだろうか。

そして…

大分と言えば…やっぱりだんご汁ととり天!

大分にもたくさんの郷土料理があると思うけど、真っ先に思い浮かぶのはやっぱり『とり天』と『だんご汁』。おそらく、両料理とも家庭でも食べる素朴なお料理です。

九州だと知ってる人は多いイメージだけど、知らない方のために超ザックリご説明。

とり天

読んだまま、鶏の天ぷら。ポン酢とか、さっぱり目のタレにつけて食べるのが一般的。薄く処理された鶏肉は柔らかくて、さっぱりと食べられるので、個人的には唐揚げよりもいっぱい食べられる。うまい。

だんご汁・だご汁

小麦粉を練って作っただんごを、薄く長く伸ばしたものを入れたお味噌汁。根菜もたっぷり入っているので、見かけ以上にお腹いっぱいになります。個人的には素朴な郷土料理のトップ選手。これもうまいってか、愛してる。

こちらは一緒に旅をした相棒の注文で『天むす』と『だんご汁』。
気になって調べてみると、天むすって三重県津市が発祥なんですね!知らんかった。

甘味

『甘味茶屋』というからには、甘いお菓子もあるんでしょ?!あります!「ぜんざい」「やせうま」や「石垣餅」などなど。

じゃ、なぜ写真がないのか!?そう、お腹がいっぱいになったからです!!

「やせうま」とか「石垣餅」とか、初めて聞きました。こちらも郷土料理なんですね。
どれもお店で手作りしているらしく、暖かさと素朴さを感じる甘味ばかりで魅力的。ほんとに食べたかったです。ちなみに、テイクアウトできるお菓子もあったので、お土産とかにもいいですよ!

最後に

店内の写真も撮りたかったんだけど、お客さんでいっぱいだったので写真は遠慮しました。
木の温もりを感じる落ち着いた店内で、雰囲気だけでもほっこりしますよ。

旅に行ったら、その土地の物を食べる。これって本当に贅沢だし、幸せなことですよね。まさに旅の醍醐味!

今回見つけた「甘味茶屋」。大分県別府市、特に鉄輪温泉あたりに行った時は、ぜひ寄ってみてください。あぁ…また行きたい。

甘味茶屋

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【この記事を書いた人】あっきー

バイク・ソフトテニス・写真・自転車・ギター・ベースにピアノ・釣り・キャンプが好きです。インドア・アウトドア問わず、楽しそうなことには手を出さずにいられない。ただ、何かを極めることはできず、浅く広くなっちゃうのが残念なところ。

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