新茶を嗜むのんびりした休日もあり

「夏も近づく八十八夜〜♪ 野にも山にも若葉が茂るぅ♪」

年に一度の新茶の時期ですね〜。4月中旬から5月上旬にシーズンを迎える新茶は一番茶とも言われていて、その年の最初に収穫した新芽で作ったものだそうですよ。

冒頭の歌『茶摘み』にある八十八夜とは、立春の日から数えて八十八日目であることからそう呼ばれているそう。新茶はその八十八夜前後のものが一番栄養が豊富で旨味成分が高いらしいです。

先日陶器市にお出かけした途中で立ち寄ったお茶で有名な佐賀県は嬉野。そこで少し贅沢な新茶を買ったから、美味しく淹れて嗜んでみよう。

新茶を嗜むには何が必要?

緑茶を淹れるのに必要なのは『急須』と『湯呑み』なんだけど、私の家にはなかったので週末に急遽実家に行って借りました。というより、実家で淹れました。

今回の波佐見焼陶器市期間中にOYANEというお店で購入した急須。
中に茶漉しが入っているタイプが使いやすくて便利。

湯呑みもあったけど、せっかくなので陶器市で一緒に購入したaiyu(アイユー)のマグカップで代用します。

余談ですが、このマグカップ取手付きなのにスタッキングができる優れものなんです。

嬉野銘茶 新茶

佐賀県嬉野にある『お茶ちゃ村』という三根製茶工場兼店舗で購入した今年の新茶。工場価格で100gが2,000円弱くらいだったかと。

お店に入るとスタッフの方からこちらの新茶を試飲でいただきましたが、飲んだ瞬間に口の中にふわ〜っとお茶の香りが広がり、甘味が後からまろやかに追いかけてくる感じで驚きました!

普段から緑茶を飲む習慣はないものの、「これは美味しい!」と確信するほど美味しく感じ購入しました。

お茶の美味しい淹れ方は?

<3人分>

茶葉・・・ 大さじ3
お湯・・・300cc

お湯は湯冷しすべし!

お湯は一度完全に沸騰させてから、湯呑み(今回はマグカップ)に淹れておく。
お湯が70〜80度になるまで湯冷しする。

湯冷ししている間に急須に茶葉を入れる。
新茶は茶葉が青々としていて綺麗ですね〜。

お湯が適温になったら湯呑みから直接急須にお湯を注ぎ蓋をする。

抽出時間は30~60秒くらいが目安だそう。時間が経ったら急須を2・3度軽く回して茶葉を開かせ、香りと旨味を出す。

湯のみに注ぐ時は、1つずつではなく少しづつを均等に注ぎ入れ味にムラが出ないようにする。

最後は急須を振って残りの一滴まで注ぎ切ると二煎目も美味しく楽しむことができるそうですよ。

甘味と旨味が絶妙なバランスの新茶

どうですか、この新茶の色。青々と透き通っっていて綺麗ですね〜。
飲んでみると甘味と旨味が絶妙なバランスで襲いかかってきます。最後には緑茶ならではのほのかな苦みを感じられました。

茶葉は保存できる?

とはいえ、新茶って時期もの。

一年を通して飲みたいな〜って思ったらたくさん買いたいですよね。そんな時は冷凍保存をすると、約一年間は大丈夫だそうですよ。お店の方に教えてもらいました。

美味しく淹れるポイントはお湯の温度が重要

少し低めの温度でお茶を入れると新茶ならではの甘味が感じられますが、80度程度になるとカテキンが抽出され苦味が出てくるそう。お好みで温度に調整して楽しむのもいいですね。

ちなみに、お湯の適温70~80℃はお湯を入れた湯呑みを横に揺らしたら湯気が上がる程度が目安だそうですよ。

嗜みの修行は続く

新茶を嗜む休日。とても優雅で贅沢な時間です。

ただ、お茶ちゃ村で飲んだ時ほどの感動がなかったのは何故だろう・・・。
やっぱりお茶を淹れるのは経験値がものを言うんでしょうか?泣

何度も挑戦して、あの日の美味しい新茶に近づけるよう修行だ〜!
ではまた〜。

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【この記事を書いた人】なっちゃん

好奇心旺盛、思いたったら即行動!突っ走ったら止まらないから誰か止めてね。特技はお米を炊く事でPlamore kitchen担当しています。いつでもどこでも瞬時に寝れちゃう技もあり。人工的な大きいものにドキドキしてしまう変態気質があるんだなー。

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