「Pelikan Souverän M600」。600にした理由とEFニブにした理由。

ペリカンのスーべレーンを手に入れて1ヶ月半。
考えごとや何かをまとめる時には、必ずと言っていいほど使っている。紙にペン先を優しく滑らせるだけで、スラスラと思った通りにインクがのる気持ちよさのおかで、なんかうまくアイディアがまとまっていく(気がする)。

さて、すでにペリカンスーべレーンは無くてはならないものになっているわけなんだけど、今回の記事は、「なぜM600にしたのか」「なぜEFニブにしたのか」。

万年筆を持っている人なら、ペン先(ニブ)の太さは大切だし、スーべレーンが気になっている人なら、M400・M600・M800・M1000シリーズで悩むところだと思う。

今回の記事では、簡単ではあるけどその辺のことを中心に書くので、ペリカンスーべレーンが気になっている人の参考になれば嬉しい。

M600を選んだ理由

ペリカンスーべレーンには、「M400」M600」M800」M1000」があります。その中に、「M205」「M405」「M605」などもあるけれど、その辺はざっくりと。ちなみに、数字が大きくなるほどペンも大きくなります。

で、早速その理由を書くと、ここ数年愛用している「ペリカン M200 クラシック デモンストレーター」よりも少し大きいサイズが欲しかったから。
色々調べると、ペリカンM200クラシックデモンストレーターとスーべレーンM400はほぼ同じサイズということで、それならばM400より大きなM600以上ってなったわけです。

対して、M800・M1000ではない理由としては、持ち歩きには大きすぎるような気がするのと、そこまでの万年筆になると、小説家くらい文字を書く人向けなイメージがあったので、M600がベストなチョイスになりました。

ペリカン M600とM200クラシックデモンストレーターのサイズ感

せっかくなので、2本の万年筆のスペックとサイズ感を。

【M200 クラシック デモンストレーターのサイズ / 重さ】

  • 長さ:約125mm(収納時) / 約147mm(筆記時)
  • 軸径:約12mm
  • 重さ:14g

スーべレーンM600のサイズ / 重さ】

  • 長さ:約134mm(収納時) / 約155mm(筆記時)
  • 軸径最大:約12.5mmφ
  • 重さ:約16.4g

スペックと写真の通り、ほんの少しではあるけれど、M600の方が全体的に大きい。
このほんの少しの違いが、筆記感に大きく影響してくるので侮れない。実際、あっきーの手には、M600の方がしっくり来ていて、M200デモンストレーターで感じていた「ほんのちょっとだけ細い」感は無くなりました!

M600をチョイスした理由は大体こんな感じ。

EFニブを選んだ理由

万年筆を選ぶ上でかなり重要なことの一つがペン先の太さ。

それには個人的な使い所が大切で、例えば、「便箋とか原稿用紙に大きな字を書く」「手帳用に使う」などなど。
一般的には、「EF」「F」「M」「B」の順で太くなっていきます。

で、こちらもサクッと言ってしまうと、手帳にも使いたいから。

手帳に使うとなると、どうしても小さなスペースに混み入った字を書くことが多いので、より細い字が書けるようにEFをチョイスしました。

写真は、モレスキンの5mm方眼に書いた文字です。
上はM200デモンストレーターのEF、下がスーべレーンM600のEFです。思った以上にスーべレーンはEFでも太くてビックリしました。ワタシの手帳には、これくらいの太さが限界かなぁ。

この違いの原因は、デモンストレーターのペン先はステンレススチールなので、ペン先は硬くあまりしならないのに対して、M600のペン先はスチールより柔らかい14金。よりしなることで、同じEFでも太さに違いが出るんだと思います。(違ったらごめんなさい)

まとめ

前回に続いて、「ペリカン スーべレーン M600」について書いてみました。

高級な万年筆を選ぶときはとにかく慎重になりますよね。大きさはこれでいいのか、ペン先の太さはどれがいいのかなどなど。

実際、スーべーレーンM600を買うときは2〜3日悩みました(笑)
手持ちの万年筆でいろんな紙に書いてみたり、カバンやペンケースに入れてサイズ感のイメージをしてみたり(笑)

結果、悩んだ甲斐あって、大満足の一本になっています。

スーべレーンの購入を検討している人とか、スーべレーン以外でも初めて一本を考えている人とか、少しでもこの記事が参考になったら嬉しいです。
これからも、ちょこちょこ万年筆のネタは書いていくと思うので、ぜひ楽しみにしていてください。

それでは!

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【この記事を書いた人】あっきー

バイク・ソフトテニス・写真・自転車・ギター・ベースにピアノ・釣り・キャンプが好きです。インドア・アウトドア問わず、楽しそうなことには手を出さずにいられない。ただ、何かを極めることはできず、浅く広くなっちゃうのが残念なところ。

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