サウナのヌシの存在について【良し悪しだけでは語れない】

おはぎです。久しぶりにサ活してきました。

コロナ禍のサウナ施設の努力と配慮

やはりコロナ渦の今、サウナという密閉空間は厳重なくらいに衛生管理、換気、ソーシャルディスタンスの確保をしっかりしています。

その為、以前はぎゅうぎゅうなくらいに入れていたサウナも人数制限を設けて、注意書きもしっかり記載して、一つのマナーとして掲げています。

今回行ったサウナも例に漏れず、しっかりと対策が施されていました。

最初は人数制限の煩わしさも正直感じてはいましたが、自分たちの健康を守る事はもちろん、その施設のこれから、従業員の皆さんの今を守ると言う意味合いも考えると、より大切な対策だな、と感じています。

というわけで、施設のルールに則って、人数制限とソーシャルディスタンスを守り、それぞれのサウナを楽しんでいたわけですが…どうしても現れる、ルールを無視する方々。

ルールを知らない?確信犯?

その施設では分かりやすいように、サウナ室内に人数分のタオルを定位置に置く事で、人数と距離感を明示しており、更に扉には大きく、注意書きがあります。

しかし、その均衡を崩すように、明らかに人数を超えた室内に平然と入ってくる方もいるのです。

やはり、室内が変な空気にはなります(笑)どうしようかな、注意しようかな、でもわざとじゃ無いかもしれないし、これで注意してお互いにととのいから遠ざかってもアレだしな…と気もそぞろ、既にととのわないコースまっしぐらだったおはぎの後ろから声が…

ヌシ、登場!

「入れんばーい!もう人数いっぱいやろうがぁ!」

ヌシ!いつもいるあの人だ!good job、ヌシ!これでサウナ室内の安全と風紀は正される!

と、思ったのも束の間、

「アイツ、明らかに確信犯やね、何で人数制限してるか、何も分かっとらん!」

と怒りがおさまらない様子。

「そうたい、この状況見て分からんわけ無いったい!」

新しい人も参戦!何か望んでいた感じとは違う雰囲気(笑)

「あれは絶対に確信犯よ、誰も何も咎めんけん、日常的にああいうヤツがいるったい。でももうこれでせんやろー!」

平和を守る存在、ヌシ

その会話を聞きながら、ヌシのヌシたる存在意義を感じていました。確かにサウナ室内の風紀を正す、と言うのは非常にナーバスで、自分のように事勿れ…にしてしまいがちな中、誰も言いたがらない事をガツンとハッキリ注意する、自分の、自分達の聖域を守る為に悪者になってくれる、それはヌシだからこそなし得る事だよな、と感心していました。

ルールって何?

しかし、その後もヌシ達の大声での会話は止まらず。遂には政治に関して激昂し出した。

おはぎ「あの…すみません、注意書きに大声でのお喋り禁止とありますが…」

とは当然言えず(笑)

しかも、その後、デカイくしゃみを室内に噴出!タオルで押さえず!

何の為の人数制限のルールなの?(笑)さっき人数制限に関して怒鳴ってたやん!

ヌシは必要悪であり、時々極悪

ヌシは一見正しい事をある側面では守り、正し、サウナ内の平和を保ってくれていた、と思いきや、違う側面では最悪な事を平気でしてしまった。

何が、誰が正しい?

もうおはぎの心はぐわんぐわん、正義とは?秩序とは?(笑)

そして一つだけ確信しました。

もう、今日は絶対にととのわない。(笑)

定期的にヌシには会いたい。

毎回そのヌシには会うのですが、何故かいない時は寂しい。

でも、絡まれたくは無い。適度な距離感でヌシの存在を把握しておきたい。

ヌシとは人物では無く、概念。ヌシは毒にも薬にもなり得る、ある意味一番人間臭い存在。それが面白くもあり、不思議であり、反面教師でもある。

いつか新たなヌシが誕生する可能性もあるし、いつの間にか自分にヌシ的な素養が生まれているかもしれない。ヌシは誰の心の中にもいるのです…。

何のコラムなんですか、これ(笑)

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【この記事を書いた人】おはぎ

刹那主義、行き当たりばったり、面倒くさがり有段者!音楽、サウナ、ストロングゼロ...日々瞑想、迷走、そして酩酊の日々は続く。

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