こんにちは!前々回に引き続きダムブログです。
梅雨時期前になると、大雨を受け入れる体制を整えるため、多くのダムが計画的に放流し始める。と言っても、今回訪れた香川県観音寺市にある【豊稔池堰堤】は当日雨が降っていたおかげか、奇跡的に美しい放流に出会うことができた。あぁ〜ダムの記事を書いている時が一番ワクワクしますね。
豊稔池堰堤とは
香川県観音寺市大野原町田野々にひっそり潜んでいるマルチプルアーチダム。アーチ式コンクリートダムの中でも、アーチの止水壁を複数重ねて作られたものをマルチプルアーチダムという。この方式のメリットは谷幅が広い場所でも建設できることだけど、地震には比較的弱いということもあって日本ではたったの2基しか存在しない。かなり希少なダムの構造なんです!
ちなみにもう一つは宮城県にある大倉ダムです。まだ行ったことはないけど、いつかは行ってみたいですね。
形式 | マルチプルアーチダム |
総貯水容量 | 1,643千m3 |
堤高 | 30.4m |
堤頂長 | 128.0m |
カーブと角の見事なコラボ
各パーツは角ばっているのに、それぞれが連なり圧を分散させるためのアーチのカーブが混在しているところが魅力的。というより若干変態感さえ感じてしまう。どっしりした貫禄があるのにしなやかさを兼ね備えている。
駐車場は充実
ほぼ山の中に存在しているダムへのアクセスは基本車がベスト。豊稔池堰堤へは高松自動車道大野原ICから車で約17分ほどのところにあります。駐車場は写真のような看板が出てきます。
上流側の駐車場は少し狭く、十分なダム鑑賞はできなかった。
看板の「ダム」と書いている方に進むと、最初は「え?ここ?」と思うような道の悪さだけど、道の広さは問題ない。先に進むと目の前にダム堤体(下流側)が現れ、右前方と左側に全部で10〜15台ほど止めれる駐車場がある。ここからのダム鑑賞がお勧めです。
堤体にはかなり近くまで行けるし、堤体の左側を登って、天端の手前まで行けるのでちょっとしたお散歩もできるようになっていた。
香川県のうどんを堪能
せっかく香川県に来たので、うどんを堪能したい。
立ち寄ったのはたまたま通りかかった『池内うどん店』という、いかにも地元民が訪れそうな味のある店舗。ここでは蕎麦とうどんの両方が楽しめるそうだけど、伺ったのが13:00くらいだったのもあって蕎麦はすでに売り切れ。王道の釜玉うどんを堪能しました。ザ・讃岐うどんのコシありのもっちり麺はほのかに小麦の甘味を感じることができとても美味しかったです。
食べ終わって外に出ると、「売り切れ」が出ていました。危うく食いっぱぐれるところでした〜。
【この記事を書いた人】なっちゃん
好奇心旺盛、思いたったら即行動!突っ走ったら止まらないから誰か止めてね。特技はお米を炊く事でPlamore kitchen担当しています。いつでもどこでも瞬時に寝れちゃう技もあり。人工的な大きいものにドキドキしてしまう変態気質があるんだなー。
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