巨大な『さくらんぼ餅』を作りたい!

こんにちは。ハイジです。

僕は駄菓子が好きでたまに駄菓子屋に行きます。
駄菓子の良さと言えば、安くてユーモアがあり遊び心溢れる所だと思っています。

ただ、量が少ないのです…。

その少なさが儚く、もっと食べたいと思うことが駄菓子の良さなのかもしれないけど、

もっと食べたいんだ!たくさん食べたいんだ!

これは駄菓子をもっと量を増やして大きくすれば、もっと幸せになれるのでは…!

さくらんぼ餅

僕はこれを『もち』と呼んでいましたが、正式名称は『さくらんぼ餅』というらしいです。
ちなみに青リンゴは『青リンゴ餅』、みかんは『みかん餅』というみたいです。

グミやソフトキャンディとは違う独特の食感で大好きな駄菓子です。その名の通り、もち粉が入っていてもちもち食感なんです。

ただやはり例のごとく量が少ない。
子供の頃はもっと多かったような。

今回はこいつを30パック買ってきたので巨大化させようと思います。

巨大化させる方法を考える

この小さな粒をどうやってひとまとめにするのかが問題なんですが、今回は温めて全部を溶かすor潰してひとまとめにするをやっていきます!

とりあえず少量から実験的にやってみて、どう方法がいいか模索するところから。

①湯煎してみる

溶かして大きいものを作るとなった時に思いつくのは、チョコレートの湯煎。
さくらんぼ餅をお湯で温めて溶かしながら練ってみます。


沸騰したお湯で湯煎してみたんですが、うーん。ちょっと柔らかくなった?
いや、でも全然溶けてはいない。

餅同士がくっついたような、そうでないような中途半端な状態。この方法で大量のもちをくっつけるのは難しそうです。

②電子レンジを使う

これが一番手軽に温めれる方法ではないでしょうか。

容器にもちを入れてぶち込むだけです。

30秒くらい温めてみましたが、おぉ!溶けてる!
これはかなり期待できる結果です。

混ぜてみるといい感じだけど、なんだか白っぽくなって乾燥してる気が。

③力ずくで潰す

シンプルイズベスト。
もちなので潰してこねれば良いのではないでしょうか。

容器に入れて潰していきます。力技です。

硬ぇ…!
食べる時はあんなに柔らかな食感なのに手で潰すとなるとこんなに硬いのか。

こんなこと30パックもしていたら先に手が潰れてしまいます。早々にこの方法は諦めます。

④フライパンで炒める

直接フライパンで熱していきます。
そのまま温めるとフライパンが使い物にならなくなってしまいそうなので、
クッキングシートを鍋に敷いて、その上で温めてみます。

すぐに柔らかくなってきました。
やはり高火力は正義なのか。

ただ、もちを混ぜたりひっくり返したりする時にスプーンに引っ付いてクッキングシートの上で滑る。なかなか上手く混ぜることができず、かなり時間がかかってしまいます。

電子レンジに決定

今回は電子レンジが一番効率よく溶かせそうだったのでこれでいきます。

混ぜた時に餅が乾燥する問題ですが、温めるときに水分が蒸発してしまっているんじゃないのか?と思って、少量の水を餅と一緒にボウルに入れてラップをして温めることに。

500Wで40秒くらい温めると、プスプスとラップの隙間から湯気が立ってきたので取り出してみます。

!!!

いい感じに溶けてる!

溶けてはいるが!

僕はとんでもない物を生み出してしまったのではないか。

原宿の化け物になってしまったもちを混ぜていきます。かなり柔らかいので、意外とスムーズです。
画像では分かりませんが、かなり甘い匂いが漂っています。

粒がなくなるまで混ぜると、水飴のような見た目になり、すごい粘り気です。これをトレイに入れて粗熱を取り、冷蔵庫で冷やしていきます。

完成!

3時間ほど冷やしてきました。

なんか色味は和菓子的な雰囲気があります。混ぜてる時はあんなに匂っていたのに今は無臭です。
早速取り出して食べてみましょう。

あれ?固まってない?
かなりネバーっと柔らかい感じで、さっき練っていた時とあまり変わっていないような…。

仕方ない。
このまま食べていきましょう。

口に入れた瞬間に甘くフルーティな香りが広がります。
ガムのような匂いなので、体が飲み込むことを拒絶しています。

とにかく粘り気がすごいです。
喉に詰まらせたら、間違いなく窒息します。

半分食べたあたりから、全く箸がすすみません。
あんなに美味しくて好きなもちが量が増えるとこんなに食えなくなるのか…。

あんなにも「もっと食べたいんだ!たくさん食べたいんだ!」と熱望していたはずなのに…。

アッキー、なっちゃんにも協力してもらいなんとか完食しました。

やっぱりそのまま食べるのが一番!

今回、ずっと挑戦したかった巨大もちの作成ができました。
正直に言うと、そのまま食べた方が圧倒的に美味しいです。駄菓子はあの儚いサイズ感のまま食べるのが正解です。

ただやはり、大きさはロマン。
圧倒的な存在感には感動します。

食べ切るのは苦労するので、挑戦される方は計画的に!

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【この記事を書いた人】ハイジ

趣味の為に生きてます。面白そうなことはとりあえずやってみよう。 マイペースなスロースターターです。

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