ハーレーのエンジンから異音。原因と解決方法。

先日、真夏に備えてバイクのエンジンオイルを交換しました。
オイル交換なんて何度もやってるし、ってことで、軽ーい気持ちで交換したんだけど、交換後の試走でトラブル発生!ほんとに何が起こったかわからず、エンジンが壊れたと思いました(泣)

今回は、「起こったトラブル」「原因」「解決方法」を、同じようなことが起こってしまった人のために記事にしようと思います。ただし、あっきー、バイク整備の知識・技術は素人。自己責任でやっているので、その点はご了承ください。

あっきーのバイク

  • ハーレーダビッドソン
  • スポーツスター xl1200s 2003年モデル

ツインプラグに、フロントブレーキはデュアルディスクで、ハーレーの中ではじゃじゃ馬なスポーツモデル。

エンジンオイルの交換でやったこと

使ったエンジンオイルは「Valvolin(バルボリン) VR1 20W-50」。これ、初めて使ったわけではなくて、多分10年くらいはずっと使っています。

オイル交換の手順は、エンジンを暖めてからドレーンからオイルを抜き、ドレーンを締めてからオイルタンクにエンジンオイルを入れる。普通ならオイルフィルターも交換するんだけど、前回の交換から半年・その間の走行距離は1,000Km未満だったので、ケチって交換しませんでした。

今までずっとこの方法で交換して、ノントラブルだったんだけど、今回は違った…。

交換後に起こったエンジントラブル

交換後の試走を初めて5分後くらい、突然エンジンから異音。
具体的には、ヘッドのあたりから「ガチャガチャ」「カンカン」みたいな音が出始める。例えるなら、ディーゼルのトラックの音。マフラーの排気音が聞こえないくらいの大きな音にビビる。
それでも、アクセルのフィーリング・加速には全く違和感がありません。これが、原因解明の一つの判断材料になりました。

色々調べた結果、エアー噛みが濃厚

インターネットって本当に便利!
今回は、エンジンオイル交換直後に起こったので、そのことを前提に調べていくと、どうやらオイル交換時、オイルラインにエアーを噛んだことでエンジンオイルが回らず、オイルレスになったプッシュロッドがロッカーアームをガチャガチャ叩いていることが原因になっている可能性が濃厚。

エンジンの仕組みに詳しい人なら、もっと他の可能性も考えられるかも知れないけれど、素人のあっきーにはこれが限界。この時点で他にできることもなかったので、これが原因と仮定して対応策をやってみました。

対応策でやったこと

要するにオイルラインに混入したエアーをなんとかして抜く。
手順は紹介しますが、この方法が正しいのか、バイクを痛めないのかは正直分かりません。冒頭の通り、自己責任で作業をしています。大切なバイクなので、できれば、ショップ・ディーラーに相談してくださいね!

  1. ドレーンを抜いて、新しいエンジンオイルが出て来るのを確認しつつ、ドレーンを閉める。
  2. オイルフィルターを外して、フィルター内のエンジンオイルを抜く。
  3. フィルターに新しいエンジンオイルをいっぱいまで入れて、馴染ませる。
  4. フィルターを付ける。
  5. エンジンからプラグを抜く。xl1200sはツインプラグなので、各シリンダーから一本ずつ抜いたら、残りの一本ずつはプラグコードを抜いておく。
  6. セルを回してクランキングする。
    これで、エンジンをかけることなく、オイルポンプを回すことができる。
    プラグを抜いていて、抜いていないプラグからはプラグコードを抜いているで、エンジンがかかることはない。抜いたプラグの穴からものすごい勢いで空気?が出てきてビビる。
    大体、5キュルを2回、合計10キュルくらい回したかなぁ。
  7. プラグ・プラグコードを戻して、エンジンをかけてみる。

治った!

恐る恐るエンジンをかけてみると、多少のガチャガチャ音は聞こえるものの、対応策をやる前と後では比べ物にならないくらいの差。ほぼ元に戻ったように思えました。

それでも疑心暗鬼になっているあっきー、慎重に耳を済ませると聞こえてくる機械音が、今まで通りの音なのか判断がつかない。まだソワソワ。

そこで、バイクの機嫌を伺いながら、慎重に目の前を行ったり来たりしていると、ついさっきよりも機械音は減ったのです!少し走ったことで、一度落ちてしまったエンジンオイルが、ちゃんと行き渡ったんだと確信。

よかった…

本当によかったよ…(泣)

まとめ

エンジンオイルの交換、甘く見てみました。
今まで何気なくやっていた交換作業を見直して、愛車をもっと大切にしなくちゃって思わせるくれるトラブルでした。

それに、バイクいじりは最近始めたばかりで、この方法が正しいとは限りません。もしからしたらやったらダメなことかもしれない。エンジンの異常が出たら、できればディーラーとかショップにお願いすることをおすすめします!
責任は持てませんので悪しからず。

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【この記事を書いた人】あっきー

バイク・ソフトテニス・写真・自転車・ギター・ベースにピアノ・釣り・キャンプが好きです。インドア・アウトドア問わず、楽しそうなことには手を出さずにいられない。ただ、何かを極めることはできず、浅く広くなっちゃうのが残念なところ。

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